慣れてないのですみません。と謝っておくブログ

詩を書いたり書かなかったりします。

2016-01-01から1年間の記事一覧

屋鳴り

昨夜は怖かったので早々と寝てしまった。前日から読み始めたネット上の怖い話は、検索上位に上がっていたものをあらかた読んでしまって、それでも物足りない私は次に「心霊スポット」で検索をしてみた。目に付いたのは、在住県の心霊スポットまとめ。この土…

顔 病み上がりの脂が抜けたその顔は笑みを浮かべるわけでもないのに穏やかにその口元がゆるむ いつもこんな顔してたらな幸せが顔を覗いてくれそでギラギラ意思を振りかざしてる私のエゴが揺らぎそうで もっとやさしくもっとたおやかもっともっとをなくしたか…

冬の目

私は、詩誌も詩集も買いません。興味がないわけではなくて、余裕があれば買うでしょう。そう思うこともあったのですが、マンガならすぐさま買うことを思うと、やはり自分一人だけのために物を買い、それが居住スペースを浸食していくことが、家庭として好ま…

明かりを消したのは誰?

小さな部屋の小さな窓にはひかりが渦巻いている揺らめく葉形が波打つガラスに屈折している姿のないひかりを弾き擦り切れたやわらかさで内包しているこの部屋には翳りとは無縁の無知があってたゆたうひかりを見つめるともなくすべては黄金に明るかった明かり…

フラミンゴの村

フラミンゴとすることは出来るのかある日頭の片隅に座りこんだ疑問にその日答えが出たようだった愛しい生命体であるはずのフラミンゴへの抱擁はあくまで桃色に愛のあった軌跡を探すのではないフラミンゴの見分け方はわからないそれはわたしの愛するフラミン…