慣れてないのですみません。と謝っておくブログ

詩を書いたり書かなかったりします。

フラミンゴの村

フラミンゴとすることは出来るのか
ある日頭の片隅に座りこんだ疑問に
その日答えが出たようだった
愛しい生命体
であるはずのフラミンゴへの抱擁は
あくまで桃色に
愛のあった軌跡を探す
のではない
フラミンゴの見分け方はわからない
それはわたしの愛するフラミンゴかもしれないが
そうではないのかもしれない
愛があるからフラミンゴとする

そう思っていたわたしの体育座りは立ちあがった
雌鶏とする羊飼いを見てしまって



(「フラミンゴの村」によせて