慣れてないのですみません。と謝っておくブログ

詩を書いたり書かなかったりします。

洗濯屋

5時半のアラームが鳴る前に目覚めて、とても疲れていることに気付く。宇宙疲れだ。宇宙ステーションでは、友人の家族と過ごした。友人の父母、友人、友人の妹、友人の兄もその辺に居たかもしれない。雑多とした背もたれのないソファーがひしめき合うように…

屋鳴り

昨夜は怖かったので早々と寝てしまった。前日から読み始めたネット上の怖い話は、検索上位に上がっていたものをあらかた読んでしまって、それでも物足りない私は次に「心霊スポット」で検索をしてみた。目に付いたのは、在住県の心霊スポットまとめ。この土…

顔 病み上がりの脂が抜けたその顔は笑みを浮かべるわけでもないのに穏やかにその口元がゆるむ いつもこんな顔してたらな幸せが顔を覗いてくれそでギラギラ意思を振りかざしてる私のエゴが揺らぎそうで もっとやさしくもっとたおやかもっともっとをなくしたか…

冬の目

私は、詩誌も詩集も買いません。興味がないわけではなくて、余裕があれば買うでしょう。そう思うこともあったのですが、マンガならすぐさま買うことを思うと、やはり自分一人だけのために物を買い、それが居住スペースを浸食していくことが、家庭として好ま…

明かりを消したのは誰?

小さな部屋の小さな窓にはひかりが渦巻いている揺らめく葉形が波打つガラスに屈折している姿のないひかりを弾き擦り切れたやわらかさで内包しているこの部屋には翳りとは無縁の無知があってたゆたうひかりを見つめるともなくすべては黄金に明るかった明かり…

フラミンゴの村

フラミンゴとすることは出来るのかある日頭の片隅に座りこんだ疑問にその日答えが出たようだった愛しい生命体であるはずのフラミンゴへの抱擁はあくまで桃色に愛のあった軌跡を探すのではないフラミンゴの見分け方はわからないそれはわたしの愛するフラミン…

空き地にて

ランチを食べようとホテルの和食レストランにゆく。ガラスケースに入った見本の御膳には価格が出ておらず、「私たちの食べる処ではないね」と言い戻ることにする。 一緒に覗きこんでいた姉家族は、「ここでいいね」と店内に入ってゆく。姉と甥と見知らぬ若い…

ゆりかご

ゆりかごは規則ただしくゆらぐ 伸ばした足先から少しばかり角度をつけて仰向けになる大きなフロントガラスから眺める人のうちに親しい顔を見つける近寄ったから手を振ってみるも気付かれることはなく外からは見えないんですよ、と声がするわたしからはこんな…

みんなきらいだ

きらいな人ばかりが増えていくわたしの人生で、ひとたび嫌いになった人と距離を置くことは誰でもするでしょうけれど、わたしの場合は縁を切ります。それは、親しい関係でも深い関係でもない、隣近所同級生親類縁者もろもろすべて、ストレスを感じるとすぐに…

宛先人不明

やらなくてはいけないことを後回しにしてしまう私は、実はそれを楽しみにしている。例えば、キッチンの洗い物とか乾いた洗濯物を畳むこと。つい山盛りにしてしまいがちな自分を省みてよくよく考えてみると、私は洗い物も洗濯物を畳むことも嫌いではないこと…

宛先人不明

どしゃぶりの浸透しない6月が わたしという人型をつくる (6/22) 高望みするんじゃないよ青空はわたしのためにあるのではない (6/27) そもそも、私がツイッターでフォローしている方のブログについている「いいね!」代わりの『スター☆』というものが、…

宛先人不明

思い立っていきなり作ってみたものの、何をどうしていいのか分からない。 とりあえず、以前のブログが繋げますように。